「もっとゲームの世界に没入したい」「作業環境を広く快適にしたい」と感じたことはありませんか?
フルHDでは物足りないけれど、4Kはまだ手が届かない──そんなあなたにおすすめなのが“32インチWQHDゲーミングモニター”です。
程よい高解像度と視認性のバランスを兼ね備え、ゲームでも仕事でも快適な環境を実現します。
今回は、そんな32インチのWQHDゲーミングモニターの中から、特におすすめの機種を厳選してご紹介します。
32インチゲーミングモニターの魅力とは【迫力・作業効率UP】
32インチゲーミングモニターは、迫力ある映像体験を求めるゲーマーに最適なサイズです。
広い画面は視界を包み込み、ゲームの世界に飛び込んだような没入感を与えます。特に世界観の作り込まれたオープンワールドゲームやアクションRPGなどでは、細部まで美しく描かれるグラフィックを存分に楽しめます。
また、仕事や作業用途では、広い画面で作業効率が向上します。
WQHD解像度の利点【高精細・作業効率UP】
WQHD(2560×1440)は、フルHDの1.77倍の解像度を持ち、美麗な映像と広い作業領域を両立する解像度です。
フルHDよりも細部まで鮮明に描写され、グラフィックのきれいなゲームでは、はっきりとした美しい映像が楽しめ、FPSなどでは敵の発見や環境の把握がしやすくなります。
また、4Kほど高負荷ではなく、ミドル~ハイエンドのGPUである程度高いフレームレート(60~120FPS)を狙いやすいのも利点です。
仕事や作業面でも、テキストがジャギジャギにならずクッキリなめらかで気持ちよく、作業領域が広くなり複数ウィンドウを並べることが可能で作業効率がUPします。
32インチモニターとの相性も良く、描画領域の広さをフルに活用できるため、ゲーム・仕事の両方で利点のある解像度と言えます。
WQHDだと27インチと32インチどっちがいいのか?
- 映像の画質の良さを取るなら ⇨ 27インチ
- 映像の迫力の高さを取るなら ⇨ 32インチ
同じWQHD解像度であれば27インチのほうが当然画面サイズが小さいので、ドット一つ一つの物理的な大きさは小さくなり、画質のくっきり具合は上がります。
反対に32インチWQHDではドットのサイズが大きくなり、くっきり具合は下がります。
どちらも利点があり、27インチの場合はより細部まで高精細な映像や絵を楽しむことが出来ます。
32インチの場合は画面サイズの大きさから、より映像の迫力が増し、画面内への没入感が向上しその場にいるような臨場感が味わえます。
32インチWQHDのドットピッチ(画素ピッチ、ドットの間隔、ドットの大きさ、1画素の大きさ)は粗いのか?
32インチWQHDのドットピッチは「0.277mm」で24インチフルHDと全く同じドットピッチです。
ドットピッチ(dot pitch)とは、画面を構成する微細な点(ドット/ピクセル/画素)の物理的な大きさのこと。ディスプレイ装置の表示の精細さを表す指標としてよく用いられる。
一般的にはドットピッチが0.3mmを超えると、画質が粗く感じるようになると言われているので、32インチWQHDのモニターはギリギリ粗くないという感じです。
| 画面サイズ・解像度 | ドットピッチ(画素ピッチ) |
|---|---|
| 24インチ・フルHD | 0.277 mm『標準』 |
| 27インチ・フルHD | 0.311 mm |
| 27インチ・WQHD | 0.233 mm |
| 32インチ・WQHD | 0.277 mm |
| 27インチ・4K | 0.156 mm |
| 32インチ・4K | 0.184 mm |
映像の粗さを絶対に感じたくない人は32インチ4Kのモデルを選んだほうが良いかもしれません。
おすすめの32インチWQHDゲーミングモニター
32インチWQHDゲーミングモニター機種比較表
| 機種名 価格目安* | パネル | リフレッシュレート | 応答速度 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
MSI MAG 325CQRF QD E2![]() 約52,000円 | Rapid VA(湾曲)・量子ドット | 180Hz | 0.5ms GTG | 1000R湾曲、USB-C 65W給電、KVM、PIP/PBP対応の多機能モデル |
Dell AW3225DM-A![]() 約42,680円 | VA(湾曲) | 180Hz | 1ms GTG | 1500R湾曲、HDMI 2.1 VRR、PIP/PBP、USB 5Gbpsハブ搭載 |
TCL 32G64![]() 約48,464円 | Fast HVA・量子ドットMini LED | 180Hz | 1ms GTG | DisplayHDR 600、ローカルディミング、G-SYNC Compatible対応の画質重視モデル |
Acer Nitro XV320QUPbmiiprx![]() 約41,380円 | IPS | 180Hz | 1ms GTG / 0.5ms GTG Min. | フラットIPS、フル機能スタンド、FreeSync Premium対応 |
LG UltraGear 32GS60QC-B![]() 約39,800円前後 | VA(湾曲) | 180Hz | 1ms GTG | 1000R湾曲で没入感を重視しやすいシンプル構成 |
Pixio PXC327 Advanced![]() 約42,980円 | Fast VA(湾曲) | 165Hz | 1ms GTG | 1500R湾曲、3500:1コントラスト、FreeSync Premium対応 |
KOORUI G3221SC![]() 約26,980円 | Fast VA(湾曲) | 170Hz | 1ms MPRT | 低価格な31.5インチWQHD湾曲170Hz |
JapanNext JN-V3150WQHDR165![]() 約33,980円 | VA | 165Hz | 1ms MPRT | フラットVA、スピーカー搭載、低価格で導入しやすい |
*価格は記事更新時点の目安です。販売店やセール状況によって変動します。
MSI MAG 325CQRF QD E2
画質・没入感・接続機能・普段使いの便利さまでまとめて重視したい、汎用性の高い1台を求める人におすすめ
MSI MAG 325CQRF QD E2は、31.5インチWQHD・180Hz対応の湾曲ゲーミングモニターです。1000Rの強い湾曲により、32インチクラスの大画面でも左右端まで視界に収めやすく、FPS、レースゲーム、RPGなどを迫力ある画面で楽しめます。
量子ドットによる広色域表示に加えて、USB-C映像入力と最大65W給電、KVMスイッチ、PIP/PBP、USBハブ、高さ調整対応スタンドを備えている点も強みです。HDRの明るさを最優先するならMini LED搭載モデル、フラット画面で作業したいならIPSモデルも候補になりますが、ゲームの迫力と便利機能を1台で広くカバーしたい人にはかなり汎用性の高くおすすめのモデルです。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | Rapid VA・量子ドット |
| リフレッシュレート | 180Hz |
| 応答速度 | 0.5ms(GTG、最小値) |
| HDR | HDR対応 |
| 色域 | sRGBカバー率99%、Adobe RGBカバー率96%、DCI-P3カバー率97% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4a×1、HDMI 2.0b×2、USB Type-C(DP Alt Mode・USB PD)×1 |
| スタンド機能 | 高さ0〜100mm、チルト-5°〜15°、スイベル-30°〜30°、ピボット非対応 |
| USBハブ機能 | USB 2.0 Type-A×2 |
| スピーカー | 非搭載 |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://jp.msi.com/Monitor/MAG-325CQRF-QD-E2 |
Dell AW3225DM-A
価格と実用機能のバランスを重視して、扱いやすい32インチWQHD湾曲モデルを選びたい人におすすめ
Dell AW3225DM-Aは、31.5インチWQHD・180Hz対応の湾曲ゲーミングモニターです。1500Rの湾曲VAパネルを採用しており、大画面の迫力を楽しみながら、画面全体も見渡しやすいモデルです。
PIP/PBP、USB 5Gbpsハブ、高さ調整対応スタンドを備えているため、ゲーミングPCやゲーム機など複数の機器をつないで使いたい人に合っています。USB-C給電やKVMはありませんが、実売価格次第では価格を抑えて選びやすく、HDMI 2.1接続時もWQHD/144HzとVRRに対応します。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | VA・1500R湾曲 |
| リフレッシュレート | 180Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG(エクストリームモード) |
| HDR | |
| 色域 | DCI-P3 95%(CIE 1976) |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×2(HDMI接続時もVRR対応) |
| スタンド機能 | 高さ110mm、チルト-5°〜21°、スイベル非対応、ピボット非対応 |
| USBハブ機能 | USB 5Gbps Type-A×2(うち1基はバッテリー充電1.2対応) |
| スピーカー | 非搭載 |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://www.dell.com/ja-jp/shop/alienware-32ゲーミング-モニター-aw3225dm/apd/210-bqsh/モニター-モニター用周辺機器 |
TCL 32G64
HDR映像の明るさと色の鮮やかさを重視して、一般的な液晶ゲーミングモニターより映像の迫力にこだわりたい人におすすめ
TCL 32G64は、31.5インチWQHD・180Hz対応のゲーミングモニターです。量子ドットMini LEDとローカルディミングを採用しており、明るい部分をしっかり明るく、暗い部分を深く表現しやすい構成になっています。
DisplayHDR 600、最大輝度600cd/m²、DCI-P3カバー率96%、10bit表示に加えて、1ms GTG、FreeSync & G-SYNC Compatible対応を備えています。ゲームだけでなく、HDR対応ゲームや映像コンテンツも大きな画面で楽しめます。
USB-C給電やKVMなどの接続機能はありませんが、その分、映像面の仕様が強いモデルです。高さ調整、チルト、スイベル、ピボット対応スタンドと3W+3Wスピーカーも備えており、32インチWQHDでHDRと発色を重視する人に合っています。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | Fast HVA・量子ドットMini LED |
| リフレッシュレート | 180Hz |
| 応答速度 | 1ms GTG |
| HDR | |
| 色域 | sRGBカバー率99%、DCI-P3カバー率96% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×2 |
| スタンド機能 | 高さ125mm、チルト-5°〜23°、スイベル-20°〜20°、ピボット-90°〜90° |
| USBハブ機能 | 非搭載 |
| スピーカー | 3W+3W |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://www.tcl.com/jp/ja/monitors/32g64 |
Acer Nitro XV320QUPbmiiprx
フラットな画面で、画面の見やすさとスタンド調整の自由度を重視したい人におすすめ
Acer Nitro XV320QUPbmiiprxは、31.5インチWQHD・最大180Hz対応のフラットタイプのゲーミングモニターです。32インチWQHDは湾曲VAモデルが多いため、IPSパネルの見やすさとフラット画面を重視する人にとって、候補に入れやすいモデルです。
大きな特徴は、IPS、最大180Hz、1ms GTG / 0.5ms GTG Min.に加えて、フル機能スタンドを備えていることです。高さ150mm、チルト、スイベル、ピボットに対応しているため、大画面でも画面位置を合わせやすく、ゲームだけでなく作業や動画視聴にも使いやすい構成です。一方で、USBハブやPIP/PBPは非対応なので、接続機能よりもフラットIPSとスタンド機能を重視する人に合うゲーミングモニターです。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | IPS・非光沢 |
| リフレッシュレート | 最大180Hz(DisplayPort接続時) |
| 応答速度 | 1ms GTG / 0.5ms GTG Min. |
| HDR | HDR10 |
| 色域 | sRGB 99% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×2 |
| スタンド機能 | 高さ最大150mm、チルト上25°/下5°、スイベル左右20°、ピボット左右90° |
| USBハブ機能 | 非搭載 |
| スピーカー | 2W+2W |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://www.acer.com/jp-ja/monitors/gaming/nitro-xv0/pdp/UM.JX0SJ.P01 |
LG UltraGear 32GS60QC-B
1000Rの強い湾曲でゲームへの没入感を比較的手頃な価格で高めたい人におすすめ
LG UltraGear 32GS60QC-Bは、31.5インチWQHD・180Hz対応の湾曲ゲーミングモニターです。最大の特徴は1000Rの強い湾曲で、32インチクラスの大画面を視界に収めながら、ゲームへの没入感と迫力をしっかり楽しめます。
VAパネル、3000:1のコントラスト比、HDR10、sRGB 99%、AMD FreeSync、VESA AdaptiveSyncに対応しており、画面の没入感とゲーミング性能を重視した構成です。一方で、スタンドはチルトのみ、USBハブやスピーカーも非搭載です。便利機能よりも、1000R湾曲・WQHD・180Hzをシンプルにコスパ良く手に入れたい人におすすめです。
暗いシーンの視認性を高めるブラックスタビライザーや、入力遅延を抑えるDASモードなど、ゲーム中に使える補助機能も備えています。とくに暗いマップの多いゲームや、操作の反応を重視するゲームで役立ちます。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | VA・1000R湾曲 |
| リフレッシュレート | 180Hz(DisplayPort接続時) |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| HDR | HDR10 |
| 色域 | sRGB 99% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI×2 |
| スタンド機能 | チルトのみ |
| USBハブ機能 | 非搭載 |
| スピーカー | 非搭載 |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://www.lg.com/jp/monitors/gaming-monitors/32gs60qc-b/ |
Pixio PXC327 Advanced【湾曲】
価格を抑えた湾曲32インチWQHDゲーミングモニターがほしい人におすすめ
Pixio PXC327 Advancedは、31.5インチWQHD・165Hz対応の湾曲ゲーミングモニターです。1500R湾曲のFast VAパネルを採用しており、32インチクラスの大画面でゲームの迫力を楽しみたい人に合っています。
コントラスト比は3500:1で、VAパネルらしい黒の締まりを重視できます。sRGB 126%の広色域、HDR対応、AMD FreeSync Premiumにも対応しているため、価格を抑えながら湾曲WQHDゲーミングモニターらしい性能を押さえたモデルです。一方で、スタンドはチルトのみ、USBハブやスピーカーは非搭載なので、便利機能よりも画面サイズ・湾曲・価格を優先する人向けです。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | Fast VA・1500R湾曲 |
| リフレッシュレート | 165Hz(DisplayPort接続時) |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| HDR | ー |
| 色域 | sRGB 126% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.2×2、HDMI 2.0×1 |
| スタンド機能 | チルト前5°/後15° |
| USBハブ機能 | 非搭載 |
| スピーカー | 非搭載 |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://pixiogaming.jp/products/pxc327a |
KOORUI G3221SC
できるだけ価格を抑えて、湾曲ゲーミングモニターを導入したい人におすすめ
KOORUI G3221SCは、31.5インチWQHD・最大170Hz対応の湾曲ゲーミングモニターです。1500R湾曲のFast VAパネルを採用しており、低価格帯でも大画面の迫力とWQHDの精細感を楽しめます。
3000:1のコントラスト比、300cd/m²の輝度、HDR10、100%sRGB、90% DCI-P3に対応しており、価格を抑えたモデルとしては基本性能がまとまっています。一方で、スタンドはチルトのみ、USBハブやスピーカーは非搭載です。便利機能よりも、32インチクラスのWQHD湾曲画面と170Hzを安く手に入れたい人におすすめです。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | Fast VA・1500R湾曲 |
| リフレッシュレート | 170Hz |
| 応答速度 | 1ms MPRT |
| HDR | HDR10 |
| 色域 | sRGB 100%、DCI-P3 90% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×2 |
| スタンド機能 | チルト-5°〜20° |
| USBハブ機能 | 非搭載 |
| スピーカー | 非搭載 |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | 公式製品ページは要確認 |
JapanNext JN-V3150WQHDR165
価格を抑えて、フラットパネルの31.5インチWQHDゲーミングモニターを導入したい人におすすめ
JapanNext JN-V3150WQHDR165は、31.5インチWQHD・165Hz対応のフラットタイプのゲーミングモニターです。VAパネルを採用しており、300cd/m²の輝度と3000:1のコントラスト比により、暗いシーンのあるゲームや映像にもメリハリを出しやすい構成です。
価格を抑えたモデルながら、DisplayPort接続で165Hz、HDMI接続で144Hzに対応し、2W+2Wスピーカーも搭載しています。一方で、スタンドはチルトのみ、USBハブやUSB-C、PIP/PBPは非搭載です。高機能モデルではなく、フラットな31.5インチWQHDを安く導入したい人向けのシンプルなモデルです。
| 画面サイズ | 31.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | VA |
| リフレッシュレート | 165Hz(DisplayPort接続時) |
| 応答速度 | 1ms(MPRT) |
| HDR | HDR10対応 |
| 色域 | ー |
| 入力端子 | DisplayPort 1.2×1、HDMI 2.0×2 |
| スタンド機能 | チルト調節機能 |
| USBハブ機能 | 非搭載 |
| スピーカー | 2W×2 |
| VESAマウント | VESA 100×100mm対応 |
| 公式サイトURL | https://jp.japannext.com/products/jn-v3150wqhdr165 |
まとめ|32インチWQHDゲーミングモニターの選び方とおすすめモデル
32インチWQHDモニターは、27インチよりも迫力があり、4Kよりも扱いやすい解像度で「ゲームの没入感」と「作業効率」の両立に最適です。
ただし製品ごとに特徴が異なるため、自分の重視ポイントに合わせて選ぶのが重要です。
「とにかく安く導入したい人」なら MAXZENやJAPANNEXT、
「FPSなど競技性の高いゲームを遊ぶ人」なら LG UltraGearシリーズ、
「映像美や没入感を重視する人」なら 湾曲モデル(Pixio / MSI / LG湾曲) が最適です。
32インチWQHDは 迫力と快適さのバランスが取れたベストサイズ。自分のプレイスタイルや用途に合わせて、ぜひ最適な1台を選んでみてください。
ゲーミングモニターの選び方
ゲーミングモニターのスペックに関して以下の項目ごとに個別で簡潔に解説します。選び方がよくわからない項目があれば参考にしてください。
- リフレッシュレート
- 応答速度
- 解像度(フルHD・WQHD・4K)
- モニターサイズ(24,27,32~インチ)
- パネルの種類(TN・IPS・VA・有機EL)
- 湾曲ディスプレイ
- 色域
- HDR機能
- 黒挿入機能
- G-SYNC・FreeSync
- モニタースタンド機能(エルゴノミクス)
- 映像入力端子(DisplayPort・HDMI・USB-C)
※ページ内リンクになっています。
リフレッシュレート

| 144Hz 165Hz 15,000~35,000円 | 近年のゲーミングモニターにおけるエントリーモデルのリフレッシュレート帯。エントリーではあるが、ゲームを遊ぶうえでは必要十分以上のスペックで、コストパフォーマンスが非常に高い。 |
| 240Hz 30,000~50,000円 | 対戦型のアクションゲーム(主にFPS・TPS)で勝率を少しでも高めたいなら選ぶべきリフレッシュレート帯。僅かだが144Hzや165Hzよりもより滑らかな動きになり、視認性が増す。 |
| 280Hz 40,000~円 | 高リフレッシュレートだが、意外とモニターの価格が安い。需要があまりないため、まともなゲーミングモニターの種類が少ない。 |
| 360~Hz 50,000~円 | はっきり言って過剰なスペック。安定して360~Hzを出せるゲーム機は皆無ですし、ゲーミングPCでもほぼ無理です。240Hzとの違いも人間ではまず体感できないので、リフレッシュレート以外に求める「何か」ある場合に選ぶ。 |
ゲーミングモニターであればリフレッシュレートは120Hz以上がおすすめ
最近は144Hzがゲーミングモニターの最低ラインになってきましたが、144Hzもあれば十二分にヌルヌル滑らかで満足できます。
240Hz以上はFPSを遊ぶ人向けです。240Hz以上を求めるとモニターの価格はかなり上昇します。予算と必要なスペックの兼ね合いで選ぶと良いでしょう。
応答速度

応答速度が速いと映像の残像が減ります。
基本的には『1ms(GTG)』とメーカー公称で表記されているゲーミングモニターを選ぶと失敗しにくいです。あとは「安すぎない」ことと「有名メーカー」であることを条件に探せば応答速度で失敗することはありません。
リフレッシュレートの違いによる、残像が発生しない必要最低限の応答速度は以下の通り。
| リフレッシュレート | 必要応答速度 |
|---|---|
| 60Hz | 16.7ms以下 |
| 144Hz | 6.9ms以下 |
| 165Hz | 6ms以下 |
| 200Hz | 5ms以下 |
| 240Hz | 4ms以下 |
| 360Hz | 2.7ms以下 |
ゲーミングモニターはそのほとんどが応答速度が最速の場合1ms以下ですが、モニターの応答速度を「普通(デフォルト)」状態にした場合に上記の表の数値以下になるモニターを選ぶとオーバードライブ時に発生する可能性のある逆残像を気にしなくて良くなります。
ゲーミングモニターは通常、応答速度を最速にするためにオーバードライブ(電源の電圧を上げより処理を高速化する)をしますが、そのオーバードライブ時に逆に青味がかった残像が発生してしまう現象。モニターの機種によって起こる起こらないがある(安価なモニターほど発生しやすい)ため購入時には注意が必要。
解像度(フルHD・WQHD・4K)

ゲーミングモニターにおける解像度はウルトラワイドモニターを除いた一般的なサイズのモニターの場合、選択肢は
- フルHD(1920×1080):1倍
- WQHD(2560×1440):フルHDの1.77倍の大きさ
- 4K(3840 x 2160):フルHDの4倍の大きさ
の3種類。
解像度の上昇によるメリット・デメリットは以下の通り。
どの解像度を選ぶかはモニターサイズと自身の所有しているゲーム機やゲーミングPCの性能を考慮して選びましょう。
解像度を選ぶ基準
- モニターサイズ
- グラフィックボード(GPU)性能
- ゲームジャンル
- 24インチ → フルHDがおすすめ
- 27インチ → WQHDがおすすめ、予算によってはフルHDも選択肢になる
- 32インチ → 4Kがおすすめ
- 「GeForce RTX 4060」や「GeForce RTX 3070」「Radeon RX 6700 XT」ぐらいなら、フルHDにするのが無難
- 「GeForce RTX 4070」や「GeForce RTX 3080」「Radeon RX 7800 XT」以上であればWQHDを購入してよいライン
- 「GeForce RTX 4070 Ti」や「Radeon RX 7900 XT」以上であれば4Kを購入してよいライン
GPUの性能比較は以下のページを参考にしています。自分の所有しているGPUやこれから購入を検討しているGPUの性能がどのくらいのラインにあるかを調べられます。
- FPS・TPS → フルHDがおすすめ(高いリフレッシュレートが必要なため)
- それ以外のゲームジャンル
- 綺麗な映像を求めるなら → WQHDか4K
- 高リフレッシュレートや速い応答速度を求めるなら → フルHD
マシンスペックやモニターの価格、許容できるリフレッシュレートの数値の下がり具合などを考慮して「フルHD、WQHD、4K」を選ぶようにしましょう。
モニターサイズ(24,27,32~インチ)

| 24インチ | 万能 オールジャンル対応 画面端のマップやUI等のゲーム情報への目線移動が最小限に抑えられ、敵やオブジェクトの視認性を損なわないため、対戦ゲームにとって一番ちょうどよい大きさです。 使用ユーザー数が一番多いサイズ。 |
| 27インチ | RPG オープンワールド アドベンチャー 24インチと比べると少しだけ対戦ゲームには不利になりますが、迫力のある映像美が楽しめる大きさです。よりゲームへの没入感が増大します。 24インチでは狭いと感じる方に人気の大きさです。 |
| 32インチ ウルトラワイド | オープンワールド オープンワールドやAAAタイトルなど、世界にどっぷりと没入したいゲームジャンルやゲームタイトルに向いています。 モニターサイズはかなり大きく、デスク上に設置するには覚悟がいります。また、画面と自分との距離もある程度必要なのでデスクの奥行きも必要です。 |
ゲーミングモニターは、『24インチ』or『27インチ』がおすすめです。
『32インチ~』や『ウルトラワイド』のモニターは大きすぎて、あらゆるゲームジャンルを1台だけで遊ぶには不向きですが、広大な世界を楽むタイプのゲームジャンルには非常に向いています。
一般的なゲーミングモニターの人気順は『 24インチ > 27インチ > 32インチ~・ウルトラワイド 』となっています。
パネルの種類(TN・IPS・VA・有機EL)

| パネルの種類 | メリット | デメリット |
|---|---|---|
| IPS 汎用 | ・視野角が広い ・色味が良い、色の再現度が高い | ・応答速度がちょっと遅め ・値段がちょっと高い |
| TN FPS向き | ・応答速度が速い ・安価 | ・視野角が狭い ・色味が全体的に白っぽい |
| VA 映像鑑賞向き | ・黒色の表現が綺麗 ・コントラスト比が高い | ・視野角が狭い ・応答速度が遅い |
| 有機EL 全対応 | ・応答速度が非常に速い ・真の黒色を表現できる ・色の再現性が非常に高い | ・値段が非常に高い ・液晶パネルに比べて寿命が短い |
遊ぶゲームジャンルによって選ぶべきパネルの種類が異なるので注意しましょう。
おすすめは『IPSパネル』
IPSパネルはモニターとしては一番汎用性が高く、様々なゲームジャンルの最適解となります。1台のゲーミングモニターでいろんなジャンルのゲームを遊びたいならIPSパネルが最有力候補です。IPSパネルの応答速度は近年ではTNパネルと遜色なくなってきており残像もほとんど生じません。
TNパネルは動きの速いゲーム、特にFPSやTPSなどのゲームジャンルにおすすめです。パネルの性質上、応答速度が速いため、残像の発生を最小限にすることが出来ます。さらに製造コストが低いため、本体価格が安いという特徴もあります。ただし色味は白っぽくなるため、映像の鮮やかさやリアルさは他のパネルよりも一段落ちます。
VAパネルは黒色が綺麗に表現され、コントラスト比が高いため暗めのゲームや映画などの映像作品鑑賞に向きです。応答速度は遅めでゲーミングモニターとしては若干不向きです。曲げやすいため、湾曲モニターによく使用されます。
有機ELパネルは、色味はIPSパネルに優り、応答速度はTNパネルより速く、黒色はVAパネルよりも深い、というように非常に優れたパネル性能を持ちますが、そのかわり非常に高価であり、液晶パネルである上記3つに比べて焼き付き現象が起こりやすく寿命が短い欠点があります。予算が潤沢にある人向けの高級品です。
湾曲ディスプレイ

湾曲率の目安

- 1000R = 目の自然な視野に近い。(おすすめ)
- 1500R = 中程度のカーブ。(おすすめ)
- 1800R = 比較的緩やかな湾曲。(湾曲の恩恵は薄い)
- 没入感:湾曲形状により、視界を包み込むような没入感や臨場感を味わえる。
- 視認性向上:曲面により画面端の情報が自然に見やすく、目線の移動が少ない。
- 高コントラスト比:湾曲モニターによく使われるVAパネルの特性で黒が深く、暗いシーンが鮮明。ダークな雰囲気のゲームに最適。
- パネルタイプの制限:ディスプレイを曲げる必要があるためVAパネルか有機ELしかほぼ選択肢がない。
- 応答速度の課題:VAパネルは他のパネル(IPSやTN)より応答速度が遅い傾向があり、残像が発生しやすいため、高速な動きのあるゲームに不向き。
- 視野角の狭さ:VAパネルは視野角がIPSより狭く、正面からの視聴にしか使用できない。
- 価格が高い:湾曲モニターは平面パネルより製造コストが高く、高価になりやすい。
- 設置スペース:曲面形状により奥行きや設置位置に制約が出る場合がある。
色域

色域とはモニターが表示できる色の種類の多さのことをいいます。
表示できる色の種類は以下のような2次元上のカラータイルの範囲で示すので「色域が広い、狭い」などと表現します。

色域が広いと表示できる色の種類が多くなります。微細な色の違いを表現できるようになり、色の忠実性や再現性、映像の鮮やかさなどが向上し、よりリアルな映像を映し出すことができるようになります。それによりゲームの臨場感や没入感が高まります。
色域の広さを表す指標としてゲーミングモニターで主に使われる規格は「sRGB」と「DCI-P3」というものがよく使われます。
色域が広い、いわゆる広色域と呼ばれるモニターの目安は以下のとおりです。
広色域の目安
- RGBカバー率:99%以上
- DCI-P3カバー率:95%以上
綺麗なゲーム映像を楽しみたいという人はこの目安を参考にしてゲーミングモニターを選びましょう。
量子ドット技術を採用したゲーミングモニターや有機ELを採用したゲーミングモニターは一般的なゲーミングモニターよりも色域が広いです。ゲームの映像にリアルさや鮮やかさを求める人はこれらを採用したゲーミングモニターを優先して選ぶようにしましょう。量子ドット採用モニターの方が価格が安くおすすめです。
HDR機能

HDR機能は映像を鮮やかに現実に近い色合いにしてくれる機能です。具体的には画面の輝度の幅を広げ、多彩な色や細かい明暗を表現する機能になります。
HDRの性能は「Display HDR」という指標で表し、 その等級は以下の5段階があります。(数字が大きくなるほど性能が上がります)
- Display HDR 400
- Display HDR 500
- Display HDR 600
- Display HDR 1000
- Display HDR 1400
HDR機能を本格的に享受したいなら、Display HDR 600以上を選ぶ必要があります。

なぜかというと「Display HDR 400」は一般的なゲーミングモニターに搭載されているSDRという輝度の幅とほとんど性能差が無くあってもなくても変わらず、効果のある「Display HDR 500」は市場にほぼ存在せず選択肢になり得ないからです。
HDRの恩恵を受けるのに、コストパフォーマンスが一番良いのは「Display HDR 600」です。
「Display HDR 600」以上では、その等級に応じて価格がSDRに比べ2~5倍になっていきます。
HDR機能が本当に必要かどうか、モニター価格差や要求マシンスペックなどを考慮して総合的に判断しましょう。
黒挿入機能

黒挿入機能はフレームとフレームの間に黒色のフレームを入れ込むことで、フレーム間を視覚的にリセットし、残像を低減させる技術のことです。
黒挿入機能は残像感をより軽減し、FPSなら敵の視認性が上がりエイム向上に役立ちます。しかし、同時にデメリットも存在し、画面が暗くなったり目が疲れやすくなります。また極僅かですが映像に遅延が発生します。
FPSのプロプレイヤーでも使う人と使わない人のどちらもがおり、その必要性は結局は人によるということになります。黒挿入機能はオン・オフが可能なので、必要かもしれないと感じる人は黒挿入機能の搭載されたゲーミングモニターを選び、自らで判断するのが良いでしょう。
| BenQ | DyAc、DyAc+、DyAc2 |
| ASUS | ELMB |
| Pixio | MPRT |
| Acer | VRB |
| LG | MBR |
| GIGABYTE | Aim Stabilizer |
G-SYNC・FreeSync


ゲーミングモニターには「G-SYNC」「FreeSync」「G-sync compatible」と呼ばれる機能があります。これらは画面表示に支障を来し視認性を悪くするティアリングやスタッタリングと呼ばれる現象を軽減・解消する機能です。
これらの機能はモニター価格の安い高いにかかわらず基本的にどのゲーミングモニターにも搭載されているため、ゲーミングモニター選びの際に気にする必要はありません。
ゲーム内のフレームレートと液晶のリフレッシュレートが食い違うことで表示が崩れる現象をティアリングといい、表示がもたつく現象をスタッタリングといいます。
モニタースタンド機能(エルゴノミクス)

モニターのスタンド調整機能は以下の4つです。
- 高さ・・・モニターの高さの変更
- チルト・・・モニターの前後角度の変更
- スイベル・・・モニターの左右角度の変更
- ピボット・・・モニターの90°縦回転の変更
スタンド機能は意外と見逃されがちですが、あると嬉しい機能です。
快適なゲームプレイにはモニターの位置というのはとても大事です。目線からのモニターの位置や角度によって、目・首・肩・腰の疲れ具合に差が生じます。
スタンド機能の有無もモニターを選ぶ際は気にしておくと選択肢を絞れて選びやすくなります。
モニターアームがあればスタンド調整機能は必要ないですが、モニターアームを別途用意するのにも費用がかかります。

モニターアーム込みでデスク環境の構想を思い描けている人以外は、スタンド調整機能が充実しているゲーミングモニターを購入することをおすすめします。
映像入力端子
現在ゲーミングモニターに映像を入力するための主流の規格は「DisplayPort」「HDMI」の2種類です。
DisplayPortの方が規格として新しく、比較的新しい映像出力デバイスのみが対応している状況ですが、HDMIは幅広く普及していてどんなデバイスでも対応している規格となります。
このような状況のため、ゲーミングモニターとして備えておきたい優先順位としては現時点では「HDMI > DisplayPort」となります。
具体的にはDisplayPortは1ポート以上、HDMIは2ポート以上あると良いでしょう。一般的なゲーミングモニターはこのポート数となっています。
少しグレードの高い機種や気の利いた機種なんかはDisplayPortが2ポート以上備わっているものもあります。
ポート数が多いほど複数のゲーム機やPCなどと同時に接続したままにしておける台数が増え、接続し直しの煩わしさが解消されます。
USB Type-Cも映像端子として搭載されているゲーミングモニターが存在します。USB Type-CであればDisplayPortやHDMI端子が搭載されていないタブレットやノートPCなどからも映像信号をモニターに入力することが可能になります。
最新の映像入出力端子として「USB Type-C」が徐々にシェアを広げてきています。USB Type-CはAlt Mode(Alternate Mode)と呼ばれるモードによって、いろんな規格の信号を扱うことができます。その中にDisplayPortやHDMIの映像信号があります。今後はDisplayPortやHDMIが廃れ、USB Type-Cに一本化される日が来るかもしれません。






















