※本記事は2026年4月現在の情報に基づいています
「限界までフレームを追い求めたい」「一瞬の遅れも許せない」──そんなハイレベルなゲーマーに向けて登場したのが、360Hz以上対応のゲーミングモニターです。
従来主流だった240Hzや280Hzを超え、eスポーツやFPSで勝敗を分ける「究極の滑らかさ」を実現。プロゲーマーや競技シーンでも採用が進んでいます。
本記事では、最新の360Hzオーバーモニターを厳選して紹介し、選び方や注意点もわかりやすく解説します。
360Hz以上のゲーミングモニターの選び方・主なチェックポイント

ここでは360Hz以上のリフレッシュレートをもつゲーミングモニターを選ぶ際の主なチェックポイントを解説します。知っておくことで、自分に合った最適な機種を選ぶことができるようになります。

応答速度とは、画面の色が切り替わる速さのことで、応答速度が遅いと動く物体がブレて見える「残像」が発生します。映像がくっきり見えるかどうかに直結する、とても重要な要素です。
目安は1ms以下で、数値が小さいほど速いとされます。測定方法には「GTG」と「MPRT」の2つがありますが、基本的に「GTG」が実測値として正確なのでそちらを参考にしましょう。
ポイント:1ms以下を目安にしましょう。ただし、公称値は理想条件での値なので、実際のレビューで「残像が少ないか」も確認して選ぶと安心です。

- TNパネル:応答速度が非常に速いが、視野角と色再現性は劣る。FPS/TPSの競技用として有用。
- IPSパネル:発色が良く、視野角が広い。近年は応答速度も高速化している。総合力が高く万能。
- OLEDパネル:発色が最高峰で応答速度がTNよりも速い。パネル性能は一番良い。ただし高価で焼き付きリスクがあるため寿命が若干短い欠点もある。
ポイント:競技性重視ならTNまたは高速IPS、さらに映像美も重視するならOLEDがおすすめです。

- 360Hz以上のモデルはフルHD(1920×1080)・24〜27インチが主流です。
- WQHDや4Kで360Hzを求める場合は非常に高価になり、GPU負荷もとても大きくなります。
ポイント:GPU性能に自信がない(ミドル~ミドルハイ)なら、まずはフルHD+360Hzで始めるのがおすすめです。
- G-SYNCやFreeSyncは、GPUの出力タイミングに合わせてモニターの描画タイミングを可変にし、ティアリングやカクつきを防ぐ技術です。
- 一方で、フレーム到着を待つ仕組み上ごくわずかな表示遅延(数ms程度)が発生することがあり、最小遅延を追求する競技シーンでは無効化する場合もあります。
- 360Hz以上では1フレームが約2.8msと非常に短く、十分に高いフレームレートを維持できる環境ではVRRの恩恵が小さいため、無効でも問題ないケースがあります。
ポイント:fpsが安定していればVRRを切って遅延を抑え、fps変動が大きいタイトルや環境ならVRRを有効にして滑らかさを優先するという判断が有効です。
- 360Hz以上を出すにはDisplayPort 1.4/2.0またはHDMI 2.1対応が必須です。
- 古いケーブルやポートでは帯域不足で360Hzが出ないことがあります。360Hz以上のゲーミングモニターでもHDMI接続だと240Hzが上限の機種も多いです。
ポイント:ポートとケーブルは必ず「360Hz動作が確認された組み合わせ」を使いましょう。

- 高さ・チルト・スイベル調整ができると、最適な位置に画面を設置でき長時間プレイでも姿勢を保ちやすくなります。
- ブルーライト軽減・反射防止・フリッカーフリー機能も目の疲れ防止に有効です。
FPS特化「TNパネルモデル」おすすめゲーミングモニター
【400Hz】BenQ ZOWIE XL2566X+
FPSで、視認性と残像低減を最優先したい人におすすめ
| 画面サイズ | 24.1インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | Fast TN(TN系) |
| リフレッシュレート | 最大400Hz(※DP1.4接続時) |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| HDR | ー |
| 色域 | ー |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.0×3(HDMIは最大240Hz) |
| スタンド機能 | 高さ調整 155mm、チルト -5〜+35°、スイベル 左右45°、ピボット 非対応 |
| USBハブ機能 | ー |
| スピーカー | ー |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://zowie.benq.com/ja-jp/monitor/xl2566x-plus.html |
【600Hz】BenQ ZOWIE XL2586X+
競技系のゲームにおいて、一切の妥協をしたくない人におすすめ
| 画面サイズ | 24.1インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | Fast TN(TN系) |
| リフレッシュレート | 最大600Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| HDR | ー |
| 色域 | ー |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4 ×1、HDMI 2.1 ×3 |
| スタンド機能 | 高さ調整 155mm、チルト -5〜35°、スイベル 左右45°、ピボット 記載なし |
| USBハブ機能 | ー |
| スピーカー | ー |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://zowie.benq.com/ja-jp/monitor/xl2586x-plus.html |
視線移動が少ない「24インチモデル」おすすめゲーミングモニター
【360Hz】IODATA GigaCrysta LCD-GC251RXAB
FPSや競技系のゲームでも色彩の鮮やかさを損なわずに高いパフォーマンスを出したい人におすすめ
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | AHVA(IPS系) |
| リフレッシュレート | 360Hz |
| 応答速度 | 0.2ms(GTG) |
| HDR | |
| 色域 | ー |
| 入力端子 | DisplayPort ×1、HDMI ×2、USB Type-C(DP Alt Mode)×1 |
| スタンド機能 | 高さ調整 150mm、チルト −5〜+20°、スイベル 左右45°、ピボット 左右90°(縦表示) |
| USBハブ機能 | あり(USB 2.0 ×2) |
| スピーカー | 2W+2W ステレオ |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://www.iodata.jp/product/lcd/gaming/lcd-gc251rxab/ |
【500Hz】Dell AW2524HF
IPSの鮮やかな色彩でも、リフレッシュレートに一切の妥協をしたくない人におすすめ
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | Fast IPS |
| リフレッシュレート | DisplayPort:最大500Hz(OC)/ 480Hz、HDMI:最大255Hz |
| 応答速度 | 1ms GtG(Extreme)、0.5ms GtG(最小) |
| HDR | HDR10対応 |
| 色域 | sRGB 99% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.1×1 |
| スタンド機能 | 高さ調整 110mm、チルト -5°~21°、スイベル -20°~20°、ピボット -90°~90° |
| USBハブ機能 | USB-A 3.2 Gen 1(5Gbps)×4、うち2ポートはバッテリー充電1.2対応 |
| スピーカー | ー |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://x.gd/IRURJ |
【400Hz】Pixio PX258 HAYABUSA
超高速リフレッシュレートの白色ゲーミングモニターがほしい人におすすめ
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | IPS |
| リフレッシュレート | 400Hz |
| 応答速度 | 1ms(GTG) |
| HDR | HDR10対応 |
| 色域 | sRGB 131.9% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×2、HDMI 2.0×2 |
| スタンド機能 | 高さ調節、チルト:前5° / 後15°、スイベル:左30°~右30°、ピボット:-90°~90° |
| USBハブ機能 | ー |
| スピーカー | 2W×2 |
| VESAマウント | 100mm x 100mm |
| 公式サイトURL | https://pixiogaming.jp/products/px258hw |
コスパ良く高リフレッシュレートを導入できる「安さ追求モデル」おすすめゲーミングモニター
【360Hz】KEY TO COMBAT H25X7
安くて予算内に収まりやすい高コスパな360Hzゲーミングモニターがほしい人におすすめ
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | Fast IPS |
| リフレッシュレート | ネイティブ360Hz/オーバークロック最大400Hz(DP時)。HDMIは最大240Hz想定 |
| 応答速度 | 1ms(MPRT・公称) |
| HDR | VESA DisplayHDR 400 |
| 色域 | 93% DCI-P3(1976) / 99% sRGB(1931) / 88% Adobe RGB(1976) |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4 ×2、HDMI 2.0 ×2 |
| スタンド機能 | チルト −5〜+15°(高さ・スイベル・ピボット非対応) |
| USBハブ機能 | ー |
| スピーカー | ー |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://jp.ktcplay.com/products/25inch-360hz-hdr400-gaming-monitor |
【320Hz】Dell AW2525HM-A(320Hz・高コスパなので例外的に紹介)
Alienwareブランドの高リフレッシュレート機を手頃な価格で手にれたい人におすすめ
| 画面サイズ | 24.5インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | Fast IPS |
| リフレッシュレート | 320Hz(DisplayPort接続時)/HDMIは最大255Hz |
| 応答速度 | 最小0.5ms(GTG)/1ms(GTG) |
| HDR | HDR10対応(DisplayHDR等級なし) |
| 色域 | sRGB 99% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4 ×1、HDMI ×2(HDMI 2.1規格準拠) |
| スタンド機能 | 高さ 110mm、チルト −5〜+21°、スイベル ±20°、ピボット ±90° |
| USBハブ機能 | USB 3.2 Gen1×2(うち1基はBC1.2対応) |
| スピーカー | なし |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://x.gd/SQAsL |
画面の広さに余裕がある「27インチモデル」おすすめゲーミングモニター
【360Hz】Dell AW2724HF
高リフレッシュレート機でも画面の広さがほしい人におすすめ
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | フルHD(1920×1080) |
| パネルの種類 | Fast IPS |
| リフレッシュレート | DisplayPort:360Hz/HDMI:255Hz |
| 応答速度 | 最小0.5ms(GTG)/1ms(GTG・Extreme) |
| HDR | HDR10対応 |
| 色域 | sRGB 99% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4 ×2、HDMI ×1 |
| スタンド機能 | 高さ 110mm、チルト −5〜+21°、スイベル ±20°、ピボット ±90° |
| USBハブ機能 | USB 3.2 Gen1×4 |
| スピーカー | ー |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://x.gd/1dsKN |
【360Hz】MSI MPG 271QRX QD-OLED
最高峰の画質でFPSゲームやあらゆるジャンルのゲームを快適に遊びたい人におすすめ
| 画面サイズ | 26.5インチ |
| 解像度 | WQHD(2560×1440) |
| パネルの種類 | QD-OLED(反射防止コーティング) |
| リフレッシュレート | 360Hz(DP/HDMI/USB-C DP Alt Mode) |
| 応答速度 | 0.03ms(GTG) |
| HDR | |
| 色域 | sRGB 138%/DCI-P3 99%/Adobe RGB 98% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4a ×1、HDMI 2.1 ×2(WQHD@360Hz)、USB Type-C(DP Alt Mode/給電90W)×1 |
| スタンド機能 | 高さ 0〜110mm、チルト −5〜+20°、スイベル −30〜+30°、ピボット −90〜+90° |
| USBハブ機能 | USB 2.0 Type-A ×2 |
| スピーカー | ー |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://jp.msi.com/Monitor/MPG-271QRX-QD-OLED |
【4K/180Hz ⇔ FHD/360Hz】Alienware AW2725QF
高リフレッシュレートが必要ないときは高精細な画質にできる、1台であらゆる用途に使えるゲーミングモニターがほしい人におすすめ
| 画面サイズ | 27インチ |
| 解像度 | 4K(3840×2160) |
| パネルの種類 | IPS |
| リフレッシュレート | 4K時 180Hz / FHD時 360Hz |
| 応答速度 | 0.5ms(GTG、Min.) |
| HDR | Dolby Vision対応 |
| 色域 | DCI-P3 95% |
| 入力端子 | DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×2 |
| スタンド機能 | 高さ調整 最大110mm、チルト 上21°/下5°、スイーベル 左20°/右20°、ピボット 左右90° |
| USBハブ機能 | USB 3.2 Gen 1 Type-A×3、USB-C 3.2 Gen1×1 |
| スピーカー | なし |
| VESAマウント | 100×100mm |
| 公式サイトURL | https://x.gd/kTZl0 |
おすすめ360Hz以上ゲーミングモニター一覧比較表
| モデル | サイズ・解像度 | パネル | 最大リフレッシュレート/応答 | 参考価格 |
|---|---|---|---|---|
BenQ ZOWIE XL2566X+![]() | 24.1インチ・フルHD | Fast TN | 400Hz/1ms(GTG) | ¥117,979 |
BenQ ZOWIE XL2586X+![]() | 24.1インチ・フルHD | Fast TN | 600Hz/1ms(GTG) | ¥186,873 |
IODATA LCD-GC251RXAB![]() | 24.5インチ・フルHD | AHVA(IPS系) | 360Hz/0.2ms(GTG) | ¥79,800 |
Dell AW2524HF![]() | 24.5インチ・フルHD | Fast IPS | 500Hz(OC)/480Hz/0.5ms(最小) | ¥84,800 |
Pixio PX258 HAYABUSA![]() | 24.5インチ・フルHD | IPS | 400Hz/1ms(GTG) | ¥54,980 |
| KEY TO COMBAT H25X7 | 24.5インチ・フルHD | Fast IPS | 400Hz(OC)/1ms(MPRT) | ¥29,318 |
Dell AW2525HM-A![]() | 24.5インチ・フルHD | Fast IPS | 320Hz/0.5ms(最小) | ¥33,738 |
Dell AW2724HF![]() | 27インチ・フルHD | Fast IPS | 360Hz/0.5ms(最小) | ¥49,800 |
MSI MPG 271QRX QD-OLED![]() | 26.5インチ・WQHD | QD-OLED | 360Hz/0.03ms(GTG) | ¥118,000 |
Alienware AW2725QF![]() | 27インチ・4K/FHDデュアル解像度 | IPS | 4K時180Hz / FHD時360Hz/0.5ms(GTG, Min.) | ¥59,580 |
360Hz以上モニターを選ぶときの注意点・落とし穴

失敗しないチェックリスト(購入前)
よくある質問
- Q360Hz以上はどんなジャンルのゲームに向いていますか?
- A
主にFPSやTPSなど反射神経や動体視力が重視されるジャンルに向いています。RPGやシミュレーションなど動きが少ないジャンルでは体感差は小さいです。
- Q240Hzから360Hzに変えると違いは実感できますか?
- A
240Hzから360Hzへの差は大きくないですが、動体のブレやトラッキング中の残像感がより少なくなります。FPS上級者や競技志向の方は特に体感しやすい傾向があります。
- QどれくらいのスペックのPCが必要ですか?
- A
ゲームタイトルによって異なりますが、360Hzを十分活かすには平均300fps以上の出力が理想です。軽めのFPSならミドルハイクラスGPUでも届きますが、重いゲームではハイエンドGPUが必要になります。高グラフィックなAAAタイトルは現状最高峰のGPUでも無理です。
- Q600Hzを活かすPC要件は?
- A
競技系FPSなど軽量タイトルで画質設定を落としつつ、ハイエンドGPU+高クロックCPUが目安です。重いタイトルでは到達が難しく、実運用は360〜400Hz帯になる場合もあります。
- Q360Hz対応モニターは寿命が短いということはありますか?
- A
いいえ、液晶パネルであれば通常のゲーミングモニターと同等の寿命です。有機ELパネルの場合は一般的に液晶パネルよりも寿命が短いので、焼き付き防止機能を活用することが大切です。
- QPS5やXboxで360Hzは出ますか?
- A
現在の家庭用ゲーム機は最大120Hz出力までの対応となっており、360Hzのリフレッシュレートは活かせません。そのため、PCでの使用が前提になります。
- QノートPCでも360Hzを活かせますか?
- A
軽量なFPSタイトルであれば可能ですが、300fps以上の出力にはハイスペックGPUが必要です。USB-C入力に対応したモニターなら、ケーブル1本で映像出力と給電を同時に行えるので配線もすっきりします。
- Q黒挿入機能は使ったほうが良いですか?
- A
黒挿入は残像を減らす効果がありますが、その分画面が暗くなり目が疲れやすいというデメリットもあります。長時間プレイ時はオフにし、大会やランクマッチなど集中したいときのみオンにするのがおすすめです
- Q360Hz対応モニターにすることで目が疲れやすくなったりしませんか?
- A
高リフレッシュレートは目の負担を減らす効果があります。ただし、長時間連続で使用すると疲れてしまうのは変わりません。こまめな休憩や適切な輝度設定で軽減しましょう。
- Q有機ELパネルの360Hzモニターはどうですか?
- A
発色や黒の再現性が非常に優れており映像美重視の方には最適です。長時間の静止表示で焼付きのリスクはありますが、保護機能(ピクセルシフト等)と運用で軽減できます。焼き付きも保証対象に含むメーカーもあります。
まとめ
360Hz以上対応のゲーミングモニターは全ての人に必要なものではありませんが、FPSで勝ちにこだわる方には確実に恩恵があるスペックです。
視認性重視ならZOWIE、コスパや保証重視ならDell、映像美も求めるならQD-OLEDモデルなど、自分が何を重視するかを明確にして選ぶと後悔しません。

