ゲーミングモニターのサイズはいったい何インチを選んだら良いのでしょう?
ゲーミングモニターには様々な画面サイズの種類があり、ゲームのジャンルによってもおすすめのサイズは異なってきます。
この記事では、ゲーミングモニターのサイズには何インチがおすすめかを解説します。また、インチごとのサイズ感の違いやゲームジャンルによるおすすめサイズなども解説します。
インチという単位がそもそもよくわからないという人は↓を開いて確認してください。
インチというのは長さの単位の一つで、「1インチ=2.54cm」になります。
画面サイズをインチで示す時は「画面の対角線の長さ」を何インチというふうに表現します。

以下の表ではゲーミングモニターの主要な画面サイズの大きさをまとめていますので参考程度に御覧ください。(アスペクト比は16:9に統一しています。)
| 画面サイズ | 横幅 | 高さ | 対角線の長さ | 24インチとのサイズ差(比率) |
|---|---|---|---|---|
| 22インチ | 48.62cm | 27.38cm | 55.88cm | 0.84 |
| 24インチ | 53.04cm | 29.87cm | 60.96cm | 1 |
| 27インチ | 59.66cm | 33.6cm | 68.58cm | 1.265 |
| 32インチ | 70.71cm | 39.82cm | 81.28cm | 1.777 |
【結論】ゲーミングモニターのサイズは何インチがおすすめ?
ゲーミングモニターには24インチが最適で1番人気なサイズ

24インチはゲーミングモニターに最適なサイズです。
主な理由は3つ。
- 画面全体が視野に収まる
- 画面端のUIへの視線移動にかかる時間が短い
- ゲームエリアの視認性も高い
つまり、小さすぎず大きすぎず、ゲームを遊ぶのにちょうどよい大きさなのが24インチというわけです。
特にFPS等のシューターのタイトルで最適で、その他のジャンルのゲームタイトルでも不自由なく使える汎用性の高さがメリットです。
また、24インチは多くの場合、解像度はフルHDなので、マシンスペックも過度に必要とせずエントリー~ミドルモデルのゲーミングPCやCS機(Switch、PS5、Xbox)に最適なのも人気の理由です。
27インチはより没入感を感じたい人に人気

27インチのゲーミングモニターは、ちょっと大きめなサイズ感で、よりゲームに没入したい人におすすめです。
デスクに置いて使用する一般的な用途だと、視野いっぱいに画面が広がります。
一人で腰を据えてじっくりと遊ぶAAAタイトルのような美麗なグラフィックの大作ゲームなんかは世界の広がりをより感じることができ、没入感の高いゲーム体験が可能となります。
ただし、UIの確認などの際に24インチよりも視線移動に時間がかかるため、高速なゲーム展開になる競技性の高いゲームタイトルを遊ぶ際は不利になってしまいます。
また、27インチに最適な解像度であるWQHD以上となるとマシンスペックに高スペックが要求されるため、24インチよりも人を選びます。
24インチと27インチの比較
24インチと27インチの大きさ比較(図解)
24インチと27インチは図解するとこれぐらいの大きさの差になります。

27インチは24インチのおよそ1.5周りぐらい大きくなります。サイズの差でいうと24インチの1.265倍が2.7インチです。
27インチは実際に眼の前にモニターを置いてみると、図解した以上に大きく感じます。それはモニターから目までの一般的な距離である「50cm」ぐらい離れた位置からだと27インチでは画面全体が視野に収まらない場合があるからです。
27インチは想像するよりも意外と大きいとおぼえておくと良いでしょう。
24インチと27インチの細かい特徴の違い
| 画面サイズ | 特徴 |
|---|---|
| 24インチ | ・あらゆるゲームでちょうどよい大きさ(特にFPSでは最適解。選ぶプロゲーマーが最も多い。) ・画面中央から画面端への視線移動が素早くでき、画面端のUI情報へのアクセスが速く、中央のゲームエリアも程よく広くて視認しやすい ・マシンスペックも過度に必要としない ・フルHDに最適 |
| 27インチ | ・どんなゲームジャンルもOKだが、24インチに比べると若干FPSなどはやりにくくなる反面、RPGやアドベンチャーゲームなどは臨場感や没入感が増す ・フルHDだと若干ドットの粗さが目立つ ・WQHDの場合は高めのマシンスペックが要求される |
24インチの方が万能で、27インチは一人用ゲームの広大な世界観を楽しみたい人向けといった感じです。
サイズ別の選ぶべきおすすめの解像度
それぞれのサイズで選ぶべき、おすすめの解像度は以下のとおりです
- 24インチの場合は「フルHD」
- 27インチの場合は「WQHD」か「4K」
これらのサイズと解像度の組み合わせを選ぶのが最もおすすめです。
ドット一つ一つの大きさが十分に小さいため、粗さが気にならず、密度感がちょうどよいです。
マシンスペックを過度に必要とせずベストな解像度感です。
サイズ毎の詳しい解説
【24インチ】ゲーミングモニターとして一番選ばれている

ゲーミングモニターのサイズで一番ゲーマーに選ばれているのは24インチです。
とにかくちょうどよいサイズ感です。24インチであることのメリットは以下通り。
- サイズ感がちょうどいい(デスクに置いても大きすぎない)
- 画面全体が視野に収まりやすい(ゲームプレイに支障が出ない)
- フルHDでもドット密度が荒くない
モニター自体が大きすぎず小さすぎず設置場所を選ばない程よい大きさです。
そして、実際のゲーム画面では中央の操作エリアもはっきりと細部まで捉えることができ、その上で画面端の各種UI等のゲーム情報への視線移動が素早くできるため特にFPSをはじめとする対戦型のアクションゲームに向いています。
ゲーミングモニターはフレームレートを120Hz以上確保するには現状フルHDが最適ですが、フルHDでもドット密度が低くなく、ゲーム映像が荒くなりません。
特に対戦アクションゲームをする方で「勝ちたい」と強く希望する人は24インチ一択となります。
24インチはオールジャンルに向いた万能なサイズ感です。
ただあえて向き不向きを答えるならば、
- 向いている → FPS・TPS・格闘ゲーム等の対戦アクションゲーム
- 不向き → RPGやシミュレーションゲーム
という感じになります。24インチでも決して不向きというわけではありませんが、「美麗なグラフィックの広大な世界を味わうようなゲーム」や「ムービーが多用されるゲーム」、「シミュレーションなどのUIがたくさん画面上に配置されるようなゲーム」では、もう少し大きなサイズのモニターの方がより楽しめる可能性があります。
「23.8」インチと「24.5」インチのサイズ感の違いについて
24インチと一概にいっても、「23.8インチ」と「24.5インチ」の2パターンが市場には存在します。両者の違いを簡単にまとめておくので選ぶときの参考にしてください。
- 画面サイズ・・・おおよそ縦が1.5センチ・横が1センチほど24.5インチのほうが大きくなる
- 解像度・・・ドットの密度がわずかに異なるが、ほぼ違いはない
- 視野角・・・違いなし
- 価格・・・メーカーによる部分の方が大きく、両者のサイズの違いで価格が上下することは無い
要するに違いはほとんど無いということです。
24.5インチを採用しているメーカーの方が多いので、選ぶ際に種類が多く自分に合った製品を選びやすいのは24.5インチのメリットです。
【27インチ】ゲームの進化やGPUの高スペック化に合わせて最近では選ぶ人が増えてきた

ゲーミングモニターで最も主流なのは24インチですが、27インチも最近けっこう人気があります。
それは画面サイズが大きいことによって、より没入感のあるゲーム体験ができるからです。
27インチになると画面の端から端までの目線移動に時間がかかるため、瞬時に状況を読み取る必要のある対戦ゲームはあまり向いていません。
しかし、ゲームの中の世界により入り込むには端にあるゲームのUIなどは視野に入り込みすぎないほうが都合がいいです。
27インチは24インチよりもUIを気にせず没入感のあるゲーム体験を楽しめます。
また、最近のゲーミングPCの性能向上によって、WQHD以上の解像度でも十分に高いリフレッシュレートが維持できるようになり、ヌルヌルなゲーム体験が可能になりました。
そのため、WQHDに最適なサイズである27インチが必然的に需要が高まってきたのです。
24インチ同様オールジャンルOKなサイズにはなりますが、より一人用の腰を据えてじっくり遊ぶタイプのゲームに向いています。
27インチは美麗なグラフィックを重視したタイトルに向いたサイズ感になります。
また、対戦ゲームを遊ぶ人でも、24インチでは視認性の問題で大きさがちょっと物足りないと感じる人もいるでしょう。そういう人に向いている大きさになります。
【32インチ~ウルトラワイド】大サイズのモニターは使用用途を明確に

大きなモニターを選ぶメリット
- 最高の没入感
- 細かいディティールまで鮮明
- 多目的な用途
大画面のモニターはゲーム内の世界に深く没入することができ、よりリアリティのあるゲーム体験が可能になります。
大画面の場合、高解像度(4K)を選ぶことになりますが、その場合ゲーム内の細かいディテールや質感まで鮮明に表現されます。これも没入感の向上につながります。
ゲーム以外でも大きな画面であることのメリットは、一画面に多数のアプリやウィンドウを最前面に展開でき、いちいちアプリやソフトを表示するために行ったり来たりする手間から開放されます。
そのため作業効率が向上します。
1つのモニターでさながらデュアルモニターやトリプル・クアッドモニターを構築しているようなPC環境になります。
大きなモニターを選ぶデメリット
- 設置できる場所が限られる(+モニターの増設が難しい)
- 高いマシンパワーが要求される
- 高リフレッシュレートの維持が難しい
- 価格が高い
- 視聴距離の確保が必須
大画面のモニターはとにかく大きいです。デスク上に設置しようとすると相当な大きさのデスクが必要になりますし、モニター自体の重さもかなりあるのでデスクの頑丈さも求められます。デスクを設置するための部屋のスペースも必要です。
大きい画面のモニターは基本的に高解像度です。WQHDや4Kといった高解像度のモニターはフルHDに比べて画素数が多いため映像を表示するために必要なマシンパワーも増加します。
また、120Hz以上の高リフレッシュレートを大画面で維持しようとすると解像度の関係もありものすごいマシンパワーが要求され、まず間違いなく維持できません。せいぜい60~90Hzが限界です。
そのため動きの速いアクションゲームなどを楽しむのは難しいです。
解像度の高い大型モニターの価格は高く、24インチや27インチのモニターに比べて2.5~4倍ほどの価格になります。
そして、32インチ以上だと画面が大きすぎて、近くでモニターを見ることは難しく、視野に画面を収めようとすると、普通のデスクの距離感では難しいく、奥行きも必要になります。
32インチ~の大画面モニターはおすすめか?
没入感のあるゲーム体験や多目的な使用に適しているのは明確なメリットです。
しかし、大画面のモニターは物理的な制約が多く、本体価格とそれを動かすためのPC等のマシンの価格、設置場所の確保(広い空間と大きなデスク)のための費用も増大するため、導入するにはあらゆる面で覚悟が必要です。
24インチより小型のサイズはどうなの?
画面が小さいと、ゲーム内のすべてが小さく見にくくなるためゲームを楽しむ目的にはあまり適していません。
24インチがちょうどよい大きさということは、それよりも小さいサイズではやはりゲームがやりにくくなるということです。
デスクのスペースが限られていたり、24インチが大きいなと感じる方にはおすすめできますが、積極的に選ぶべきものではありません。
モバイルゲーミングモニターはどうなの?

モバイルモニターはどこにでも持ち運べるという便利さはありますが、その需要は出張や外出先でのデュアルモニター環境の構築やモバイルPC用のモニターで、ゲーミング用途としてはあまり用いられていません。
ゲーミング仕様のモバイルモニターもありますが、よほどモニターを置くスペースが限られている場合を除いて積極的にゲームを遊ぶために選ぶものではないです。
ただ、旅行先や出張先などでゲームを遊ぶには便利なので、移動の多いゲーマーの方には1台持っておくと色んなところで本格的にゲームが楽しめて便利かもしれません。
【まとめ】ゲーミングモニターにはどのサイズがおすすめ?
一番オススメするのは24インチです。ゲームを遊ぶという点においてあらゆる要素が最も「ちょうどよい」サイズだからです。人気も1番高いです。
ゲーミングモニターを選ぶときはまずは24インチから探し始めることをおすすめします。
自分の用途によって、「24インチではちょっと大きさが物足りないな」と感じる人は27インチがおすすめです。27インチは24インチと32インチの中間で、程よく大画面で没入感の増したゲーム体験が可能です。
ただし27インチではフルHDの場合ドットの粗さが気になるかもしれないので、WQHD(1440p)や4K(2160p)も視野に入れておきましょう。27インチではWQHDがちょうどよいドット数になります。
32インチ以降の大画面モニターはゲームにはあまり向いていませんが、仕事や普段遣いなどと兼用で使うなら検討の余地ありです。一画面にいろんなウィンドウを展開でき仕事や作業が捗ります。





